依頼者 Xさん 30代女性
Xさんは、約5年前に現在の勤務先に転職をしましたが、その際に収入が減少してしまいました。
Xさんは夫と子どもの3人暮らしですが、Xさんや夫の収入だけでは生活が厳しく、生活費のために借り入れを開始するようになり、いつしか自転車操業状態に陥ってしまいました。
これ以上は月々の返済ができなくなってしまったことから、任意整理のご相談にいらっしゃいました。
借金 | ||
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消費者金融系A社 | 約140万円 | 毎月約5万円の返済 |
消費者金融系B社 | 約100万円 | 毎月約3万円の返済 |
消費者金融系C社 | 約30万円 | 毎月約1万5,000円の返済 |
銀行系D社 | 約150万円 | 毎月4万円の返済 |
銀行系E社 | 約20万円 | 毎月1万円の返済 |
合計 | 約441万円 | 毎月約14万5,000円の返済 |
Xさんとしては、弁済原資として毎月3万円はご準備いただけるとのことでしたので、毎月約2万9,000円、60回払いとして和解交渉していくことになりました。
借入先 | 借入期間 | 借金 (手続き後) |
和解内容 |
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消費者金融系A社 | 1年 | 約140万円 | 毎月約2万3,000円×60回払い |
消費者金融系B社 | 3年 | 約100万円 | 毎月約1万8,000円×60回払い |
消費者金融系C社 | 4年 | 約30万円 | 毎月約5,000円×60回払い |
銀行系D社 | 4年 | 約150万円 | 毎月約2万5,000円×60回払い |
銀行系E社 | 2年 | 約20万円 | 毎月約3,300円×60回払い |
合計 | 毎月約7万4,300円×60回払い |
Xさんのケースでは、借入期間が短い債権者もいたことから、当初、60回払いによる和解提案に応じない債権者もいました。
もっとも、Xさんの債務総額や手取額、月々の弁済原資等を踏まえた家計の状況を丁寧に説明することで、最終的にはすべての債権者に60回払いでの和解案に応じてもらうことができました。
このように、借入期間が短い債権者の中には支払回数の多い任意整理になかなか応じない場合もありますが、家計の状況を丁寧に説明することで、和解提案に納得し、応じてもらえるケースもあります。