長年音信不通だった母の死亡を知り、相続放棄をした事例。- 名古屋市金山駅前の弁護士 相続,離婚,交通事故,債務整理専門特化 | 愛知県

長年音信不通だった母の死亡を知り、相続放棄をした事例

ご相談者様の状況

相続関係図

  • 相続人:Aさん(長女)Bさん(二女)(依頼者)Cさん(三女)(依頼者)
  • :Dさん(養子)
  • 被相続人:Eさん(母)

相談内容

Cさんは、母が亡くなったということを、身元保証を行っているNPO法人から連絡を受けて知ることとなりました。

Cさんは、40年程、母とは音信不通であったため、母に借金があるかどうか知りませんでした。また、仮に、母に多くの財産があったとしても、一切取得したくないと考えていました。そのため、母の借金や財産を引き継ぐことなく、現在の状況のまま暮らし続けたいため、相続放棄を希望していました。

解決内容

Cさんの姉であるBさんも、相続放棄をしたいということで、お二人から事情を聞き、メリット、デメリットを相続放棄の依頼を受けました。

裁判所へ相続放棄申述書を提出し、提出後約2週間で相続放棄が無事受理されました。

所感

長年、音信不通ですと、財産関係を全く知らない場合が多く、財産調査にも限度がありますので、借金等を引き継ぐリスクを負わないようにするために、相続放棄をする方もいます。

CさんもDさんも納得したうえで、相続放棄をし、現在の状況のまま暮らし続けることができて、良かったです。

解決までに要した期間

2か月